さんざん言われていたがホストメル空港強襲は、米軍に情報が漏れて、待ち伏せしていたみたいだね

https://twitter.com/attention_on/status/1584406838115651584
Newyoker誌の長文記事。開戦前からの米・ウクライナ間の情報交換や協力関係の変化・深化についての内幕。
主にウクライナのレズニコフ国防相や、米側高官らに取材。
開戦前は色々とすれ違いがあった。米側は1月時点で「露軍はホストメル空港を強襲する気だ」と宇側に警告したが

その時点で国民や社会を動揺させるわけにはいかず、ゼレンスキーの立ち振る舞いは難しかった。
西側情報機関は「ロシアはキーウを72時間で陥落させる気だ。それより数日余計にかかるかもしれないが長くはもたない」と見ていた。

西側情報機関らが宇軍の実力を見くびったのには多く分けて2つの理由があり、
1つは半年前のカブール陥落。タリバンにあっさり蹴散らされたアフガン政府軍の姿を、安易に宇軍に重ねてしまったようだ。

2つ目は、宇軍のザルジニー司令官が、『露軍を奥深く侵攻させ、その伸び切った補給線を断つ』
との防衛計画や戦力配置等々を米側になかなか開示しなかったこと。
ザルジニーは、ゼレンスキー経由で米側に計画が漏れるのを恐れてゼレンスキーにも明かさなかったようだ、ともある。

米宇双方のすれ違いはあったが、ともあれ1月下旬に緊急でジャベリン等の追加供与&スティンガーの初供与がはじまった。
まだまだ不十分だが、これらが緒戦で役立ったのは間違いない。
そして宇側の奮戦により、徐々に互いの協力関係が深化していく…まだまだ続くがあとは本編をお読みください。

米国製の対レーダーミサイル AGM-88 HARMを宇軍のMiG-29に無理やり積んで発射する方法は宇側が考案したと。
その創意工夫を、米軍高官が"pretty MacGyvery"と評しているのが面白い。
米国では、「現場での即興の創意工夫」的なことを、冒険野郎マクガイバーにちなんで"MacGyvery"というらしい。

そういえば、宇軍のMiG-29がAGM-88 HARMを発射する際のコクピット動画では、
兵装管制パネルをよく見ると(ソ連系の)R-27ミサイルが選択されている、と指摘する投稿を見た記憶がある。
いわばMiG-29の管制装置をうまく「騙し」、AGM-88 HARMをR-27と認識させて発射した…のかも。
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