〈ロシアの苦境〉警戒部隊が真っ先に逃げ出し総崩れに…専門家が指摘するロシア軍の弱さの原因とウクライナの3つの勝因
https://bunshun.jp/articles/-/58295

今年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。開戦当初は、ロシアが短期間に勝利すると見られていたが、ウクライナは首都キーウを防衛し、ロシアは東部など一部地域の占領にとどまった。
そして、9月にはウクライナが反攻に転じ、東部地域の奪還に成功。
一方、ロシアは戦死者が相次ぎ、国民への“動員令”が発令されるなど、苦境を隠し切れなくなってきた。

ロシア・ウクライナで今、何が起きているのか。「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:「週刊文春」 2022年9月29日 年齢・肩書き等は公開時のまま)

元防衛大学校准教授で軍事研究家の関口高史氏は3つめの勝因としてロシア軍の脆弱さを挙げる。

「訓練を受けた人材が全く足りていない」