ウクライナの重要インフラがロシアの空爆で破壊された様子は、安全保障上の理由から、外部にはほとんど公開されない。


ミサイルがどこに命中し、どこで外れたかなど、今後の攻撃で利用されかねない情報を提供するのを避けるためだと、ウクライナ当局は説明している。
しかし31日の空爆の被害は、いたるところで目にすることができた。いくつかの地域では計画停電が実施されている。

ウクライナ政府は国民の多くに、節電を呼びかけている。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、人々の電力消費はすでに「極めて質素」な状況だとしている。

キーウでは街灯が消され、トロリーバスに代わって従来型のバスが走った。水の供給も停止され、住民らはポンプからくんだ水を手に入れるため、市内各地で長い列をつくった。
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