ウクライナのイルピンで空爆と停電の中で生活しながら、家族への影響を語るオレナさんに、クレア・スコペリティ記者が話を聞いた。

2週間前、学校からの連絡で核攻撃があった場合に備えた準備をするようにと言われたので、リュックに息子と一緒に詰めました。
下着、洋服一式、小さなおもちゃ、パワーバンク、水、スナックが入っています。お菓子、ビスケット、ナッツ、ドライソーセージなど息子と一緒にお店に行って選びました。
非常用リュックサックは手付かずの状態でなければならないと言われました。学校でも飲み水は用意してくれていると言いましたが、万一に備えて水を多めに用意しておかなければならないと考えています。

もし学校にいる間に核高攻撃があった場合、子供にヨウ化カリウムを投与する契約書にもサインをしました。政府が「子供を家に帰しても安全です」と言うまで、子供たちはシェルターでそこにいなければならないのです。
とても論理的なのでしょうが子供が学校にいて、しばらくそこに避難している必要があるとわかっていながら、すべての窓と換気口にテープを貼って親達が自宅に籠っているのはとても恐ろしいことです。

イルピンに学校が残っていたのは幸運でした。1つは全焼し、いくつかの学校は一部損壊しました。避難所が足りず、電気や暖房の問題もあります。学校はまだオンラインになっていますから息子とは連絡が取れます、避難所が無ければ、仕事に行かなければならない親が携帯電話のつながらない家に子供を置いていくこともある。

https://www.theguardian.com/world/live/2022/nov/04/russia-ukraine-war-live-news