焦点:ロシア軍のヘルソン撤退、ウクライナには「もろ刃の剣」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e035893da4ed28e7fdcb80b6359c27268b907546
国際戦略研究所(ロンドン)のシニアフェロー、ベン・バリー氏は、ロシアが先月、ウクライナでの軍事作戦を
指揮する総司令官にセルゲイ・スロビキン氏を任命して以降、ロシアの戦略に「現実主義」の要素が見えるようになったと言う。

ヘルソン撤退は「間違いなく転換点だが、ロシアが負けてウクライナが勝ったことを意味するわけではない」と
バリー氏は指摘。ロシアが新たな攻撃に備えて部隊を再編したり、決然とした反撃に出ることができれば、
主導権を奪うことはまだ可能だとの見方を示した。

「ロシアを敗者と見なしてしまうのは、あまりにも時期尚早だ」という。