気象衛星「ひまわり8号」、9号に切り替え…7年余の観測終える
読売 11/11(金) 15:51配信

気象庁は11日、気象衛星「ひまわり8号」による観測を12月13日午後2時から、後継の9号に切り替えると発表した。
8号のセンサーが設計寿命を迎えるためで、8号は2015年7月以来、7年余りにわたった観測を終える。

同庁によると、9号は8号の同型機で、観測性能も同様に備える。
16年11月に打ち上げられて以降、8号の故障に備え、近くで待機していた。

9号による観測は29年度まで行われる予定。 8号は9号の故障に備え、今後近くで待機する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ac48165a3e43d22bdd92d900b8a85a42973001


打ち上げ失敗のイプシロン部品、開発中のH3ロケットでは交換の方針
朝日 11/12(土) 7:00配信

先月、衛星打ち上げに失敗したイプシロンロケット6号機と同じ部品が使われているH3ロケット(開発中)について、宇宙航空研究開発機構
(JAXA)は11日、実績のあるH2Aロケットの部品に交換することで予定通り年度内の初打ち上げを実施する方針を示した。

JAXA宇宙輸送技術部門事業推進部の佐藤寿晃部長は
「設計変更に伴って多少の試験を残すことになるが、年度内のH3打ち上げには対応できると考えている」と述べた。

イプシロン6号機は打ち上げ時、3段あるエンジンのうち2段目の燃焼まで正常に終わったが、2段目を切り離す際に姿勢の異常を検知したため
指令破壊された。

姿勢制御に使われる噴射装置が機能せず、2系統ある装置の一つで配管内の推進剤がうまく流れていなかったことが判明。
推進剤を送る弁の不具合と、推進剤の流路の詰まりの二つに絞って調査を進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fcab7e27a52296419d00cb4243e68579a5e1327