【冒頭部要旨】ISW ウクライナ戦争評価 2030 ET 14.11.2022
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11月13~13日、ドネツィク州での領土獲得に関するロシア国防省の主張が増えた。
ドニプロ川西岸からの撤退後、ロシア軍がドネツィク州で激しく戦っていることを強調する意図である可能性が高い。

11月14日にウクライナのゼレンスキー大統領が解放後のヘルソン州を訪問した。
それに対してロシア軍が何も対応できなかったことに関して、ロシアの軍事ブロガーの間で不満が高まり、
ロシア軍を批判する動きになっている。

ワグネルのプリゴジンは、政権から独立したスターリニスト的戦士として自分自身を描き出そうとしており、
国粋主義的な戦争支持派コミュニティ内で群を抜いて目立つ人物になっている。
ワグネルは“裏切り者”とされた人物の処刑を公開したが、

このような姿勢もロシアの国粋主義者コミュニティで称賛されている。
なお、プリゴジンの支持層は、プーチンが自らの政治的パワーとしてきたコミュニティと重複している。
プリゴジンは、ロシア国内での影響力を強固にするために、自らがウクライナ侵略戦争に関わっていることを利用している。
一方で少数の意見ではあるものの、プリゴジンの行動に関して、社会における合法性・
権利の尊重といった観点での懸念を表明する軍事ブロガーもいる。

なお、政界内でのプリゴジンの無制限な振る舞いは、今までのプーチン体制では見られなかった現象である。
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