本日、BBCの外交特派員ポール・アダムスは、ポーランドのミサイル攻撃をめぐる状況について、キエフの最初の反応に疑問が残るとし、次のような分析を行った。

これは、ロシアが2月に全面的な侵攻を開始して以来、西側諸国の指導者たちが恐れていた瞬間だった。戦争がウクライナのNATO加盟国の領土に飛び火し、NATOに対応を迫り、結果として紛争を拡大させるかもしれないということである。

しかし、ロシアが意図的にポーランドを攻撃したのではないかという初期の懸念は、アナリストや西側諸国の政治家たちが、ロシアの意図的な攻撃には見えないと口をそろえたため、すぐに薄れた。

キエフが自国の防空ミサイルの1つが関与したことを早期に否定したことについては、疑問が呈されるであろう。

ウクライナのドミトロ・クレバ外相は昨夜、ウクライナのミサイルがポーランドに着弾したというのはロシアの「陰謀論」であるとツイートした。

その後、ジョー・バイデン、ポーランドのドゥダ、ストルテンベルグ、デンマークの国防相などがコメントを発表しており、クレバ氏のツイートは性急なものと思われる。

https://www.theguardian.com/world/live/2022/nov/16/russia-ukraine-war-live-news-emergency-g20-meeting-after-russian-made-missiles