「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ
https://news.yahoo.co.jp/articles/65c1c06d48a82d7d12249ba0c82e1d13dd7b9cf8

<ポーランドにミサイルが落下した事故を早々に「ロシアのNATOに対する挑戦」と決めつけ、反撃を促したことで、ウクライナの英雄は手痛いイメージダウンを被った>

事故直後からこれをNATO加盟国に対するロシアの意図的な攻撃だと激しく非難したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は立場を失った。とくにアメリカの保守派の間では、「世界を新たな戦争に導こうとした」とゼレンスキーを非難する声が強まっている。

保守派コメンテーターのベニー・ジョンソンは「ウクライナは第3次世界大戦を始めようとしている。昨日ウクライナのミサイルがNATO加盟国に着弾し、罪のない一般市民が殺された。これについてウクライナの指導者たちは嘘をつき、ロシアのミサイルだと非難し、AP通信は何の疑問も抱かずにそれを記事にした」とツイートした。「ウクライナの指導部は嘘をつき、本格的な第3次世界大戦を起こそうとしたのだ。それが事実だ」


「危険なサイコパス」

アメリカではジョンソンのほかにも複数のツイッターユーザーが、ミサイル着弾に関する報道を受けたゼレンスキーの当初のコメントを批判した。

保守派のポッドキャスト番組司会者マット・ウォルシュは、「ゼレンスキーは今、地球上で最も危険なサイコパスだ。彼は新たな世界大戦を始めるようとしている」とツイートした。

起業家のブレア・ブラントは次のように投稿した。「ゼレンスキーの軍が、おそらく誤ってポーランドにミサイルを着弾させ、それを利用してNATOに第3次世界大戦を起こさせようとしたことがはっきりした。これは世界を救いたい、あるいは対立を緩和させたいと考えている英雄の行動ではない」

ドナルド・トランプJr.(ドナルド・トランプ前大統領の長男)もこのニュースに反応し、次のようにツイートした。「NATO加盟国のポーランドにミサイルを撃ち込んだのはウクライナだったのだから、我々は少なくとも、何十億ドルも費やして彼らに兵器を提供するのをやめたらいいのでは?」