連れ去られた子、ロシアで「愛国教育」強要か…「親に捨てられた子を養子に」主張
https://news.yahoo.co.jp/articles/691749965bc99f65ab46e262aeb4184f5be9ad10
露有力紙コメルサントが18日に報じたところによると、子供の権利侵害がないよう監視するため
プーチン大統領が任命した「子供の権利委員」が9月下旬、ウクライナ南東部マリウポリの
子供を自らの「養子」とした。この委員は、マリウポリで「親に見捨てられた」という子供30人が
モスクワ州で引き取られたとし、「プーチン大統領の悪口を言うなど反露的な姿勢が
見られたが、ロシアへの愛に変わった」と主張した。

 ウクライナ政府によると、19日現在で氏名などが特定されているのは1万1225人で、
ウクライナに戻ってきたのは103人。米国のブリンケン国務長官は7月13日の声明で、
ロシアに強制連行されたウクライナ人が「90万~160万人」で、うち「約26万人」が子供であると指摘していた。