ロシアからの解放を祝った後、ケルソンの人々はすでに厳しい冬に備えて、戦争で荒廃した国では簡単な作業ではない薪集めを始めている。ウクライナ当局は、ロシア軍が地雷や仕掛け花火、不発弾を残している可能性があるため、軍に相談せずに森に入らないよう市民に警告している。しかし、薪の値段が高騰しているため、危険を冒すしかない人が多い。地雷で死なないまでも、寒さで死ぬかもしれない。
先週、世界保健機関(WHO)は言葉を濁した。"インフラの損傷による家屋の破壊や燃料・電気の供給不足は生死に関わる問題になりかねない"
ケルソンの住宅に住む人々は、入手できれば薪を燃やすことができるが、アパートに住む人々は、旧ソ連の集中暖房システムに頼っていることが多い。ロシアは国内の多くの火力発電所を空爆し、その火力発電所がアパートのラジエーターに温水を送っていた。
ケルソン市郊外にあるソ連時代の灰色の団地の8階に住むオレーシャ・ココリナさん(60)。光も水道も電気もない生活だ。
「階段を上って水を運ぶのも大変。「でも、私のアパートが略奪されてしまうので、離れたくないのです。暖房に関しては、特に解決策はない。夜になると気温がぐっと下がるようになったから、早く解決してほしい」
ココリナが話している間にも、遠くから銃声が聞こえてくる。前線まであと1キロもないところで、激しい戦闘が続いている。住民たちは、この街の将来がドニプロ川の向こう側で続く戦いにかかっていることを知っている。この地域の第2の発電所は向こうのロシア支配地域にあり、機能していない。この発電所がモスクワの手にある限り、電気、熱、水の復旧の望みは遠い。
「水もガスもない」とイリーナ・ゴロロボワさん(55)は言う。水もガスもないんです」。でも、どうなることやら。暖房施設には発電機が必要で、あとで1日数時間だけ電気をつけるそうです。何もしないよりはましだ」。
https://www.theguardian.com/world/2022/nov/20/the-russians-have-gone-now-kherson-faces-a-relentless-new-enemy-winter
ウクライナ情勢104 IPナシ
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19名無し三等兵
2022/11/20(日) 17:45:06.09ID:LbM39tfT■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
