OBの出してる本は、どれもこれも「本当に駄目」だと思います。

「知的ではない」

現職のとき、権威主義で仕事してっから、一旦、肩書きが外れて「文書を書く」と全く論理的ではなくなるんだ。
それで、セキュリティ上、「やばい」ところまで手を出してしまうんだろうね。
きちんと理論的に考察すれば、公刊資料でたいがいのところまでは議論できると思いますぜ。

特に「経験主義は見苦しい」
実際に戦争やったことない者の「経験」なんて価値ありませんわ。
それは、せいぜいが訓練、演習の経験でしかない。

だから「戦争理論」(戦史、軍事思想、ウォーゲーム、他)を詰めていくしかない。
他に、まだ見ぬ未知の戦いに備える方法はないよ。

その知的作業を積み上げた先に、「半世紀ほど戦争やったことがない頭でっかちの軍隊(モルトケのプロイセン陸軍)」が、
「実戦経験豊富な軍隊(オーストリア軍、ナポレオン3世のフランス軍)」を見事に粉砕したところから近代の戦争理論は始まっています。

「知的に思い上り、謙虚さを失い、傲慢な権威主義に陥ったとき、その軍隊は敗れさる。」