米ソ冷戦時代、ソ連の核武装に危機感を抱いたアメリカは
先制核攻撃による勝利を模索したが
それを断念したのは、やはりソ連の核の存在だった。
幾らアメリカの防空網が優れていても、ソ連の爆撃機を全て阻止する事は不可能だ
八割は阻止できると考えられたが、残り二割の攻撃で米国の都市が幾つか消滅することは
当時のアメリカでも耐え難いものであった。

北朝鮮が新たにICBMを開発し、米国本土を射程圏内に納め
さらにロシアの核の存在もある以上
アメリカはロシアどころか中国や北朝鮮相手でもどこまで頼りになるかわからないよ
幾らアメリカの防空網が優れていても、弾道ミサイルを100%迎撃するのは不可能だろう
アメリカの都市の幾つかが消滅する危険を覚悟してまで
アメリカが欧州はもちろん、日本を守るとは思えない