ウクライナから盗んだアライグマがロシア空挺部隊の士気をよみがえらせた!
https://news.yahoo.co.jp/articles/993c444c96966acd8a020f95ffaa80aeabae74b1
国営テレビ「ロシア1」は、ロシア中部コストロマ州の州都コストロマからの放送枠の中で、
このアライグマが空挺部隊の兵士たちの心を和ませ、彼らの意欲を駆り立てていると伝えた。

番組の司会者は、オンライン投票の結果、アライグマには「ヘルソン」という名前がつけられたと紹介。
2週間前にロシア軍がヘルソン市から撤退した際に、同市内の動物園からほかの動物たちと共に
「避難」させたものだと説明し、この「小さな戦士」は「今まさに最高の時」を迎えていると述べた(実際は「避難」ではなく「盗んだ」)。

アライグマの「ヘルソン」はメッセージアプリ「テレグラム」にアカウントを持っており、
フォロワーは5万3000人を超える。同アカウントは11月22日の投稿の中で、
ロシア軍の兵士たちにメッセージを送って欲しいと次のように促した。
「空挺部隊の怖そうな隊員たちも、防弾ベストの内側には子どもたちが描いた絵や手紙をしのばせているものです」

戦時に兵士たちの士気を高めるために、動物がマスコットとして利用されることは多い。
第一次大戦では、猫の「トーゴ」が英海軍の戦艦「ドレッドノート」のマスコットとして可愛がられた。

ウクライナ国防省は、これらの動物は「戦利品」として略奪されたものだと述べ、
ほかにも絵画や骨とう品、歴史ある書物などが略奪されたとした上で、次のようにつけ加えた。
「アライグマを盗んだ奴らは死んでしまえ」