ウクライナ、ハンガリー首相に謝罪要求 西部地域の自国領扱いで
https://www.cnn.co.jp/world/35196526.html?ref=rss
(CNN) ウクライナ政府は24日までに、隣国ハンガリーのオルバン首相がウクライナ西部の
一部地域がハンガリー領であるかのような地図があしらわれたマフラーを着用していることに抗議、謝罪を要求した。

オルバン首相が使ったマフラーの地図は、かつてのオーストリア・ハンガリー帝国時代により広範な
領土を有していたハンガリーを描いたものとみられる。同帝国は第1次世界大戦で敗北したが、
その領土にはルーマニア、スロバキア、セルビア、オーストリア、クロアチアとスロベニアの一部も含まれていた。

欧州連合(EU)の欧州議会のルーマニア人議員は無責任な行動とオルバン氏をSNS上で批判。
「プーチン(大統領)と同じ修正主義者的な振る舞いであり、制裁の対象にし欧州議会では
EU指導者が同首相を孤立させるべきだ」とも弾劾(だんがい)した。