ISW 11月23日戦況報告 2

・ロシア軍と占領当局はウクライナ住民の強制的な移転と財産の没収を継続
・ウクライナ参謀本部は、ロシア軍がウクライナ東部の接触線に沿って日常的に間接射撃を続けていると報告した

・ウクライナ軍はルハンスク州におけるロシア軍の集中地と兵站をターゲットにし続けた
ウクライナ参謀本部は11月23日にウクライナ軍がルハンスク州にあるロシア軍の人員と装備の集中地を攻撃
ロシアの弾薬庫を破壊したと報告した

・ロシア軍パブリフカ集落を完全に占領したという度重なる主張にもかかわらず、パブリフカにウクライナ軍は引き続き作戦を実行

・ウクライナの原子力発電会社であるEnergoatomは11月23日、ウクライナにおけるエネルギー供給の可用性の減少のためにザポリジア原子力発電所（ZNPP）が完全停電モードに入り、すべてのディーゼル発電機が稼働していると発表した

・ロシア当局はIAEAとの交渉における試みを弱め、発電所のロシアの支配を強化するために、ZNPPを危険にさらしたウクライナの自演攻撃としウクライナの情報活動を継続する動向

・ロシア軍が北オセチアでロシア憲兵隊の動員予備兵を訓練しており彼らはウクライナでの戦闘に参加すると報告
・ロシア軍は代理共和国における男性の強制動員も続けており、ルハンスク州のドブジャンスカですべての男性（60歳未満も含む)を動員したと報告

・ウクライナ参謀本部はロシア軍がロシア占領下のセヴァストポリの教育機関で、ロシア製とイラン製の両方のUAVのオペレーターを訓練していると報告
ロシア軍は現在30人の軍人を3週間訓練している

・ロシア軍は占領地の学校を基地に変え、現地病院で自軍の軍人を治療
この行為は民間人を盾にする作戦に使われる可能性が高い