ゼレンスキー大統領直属の旅団はウクライナ戦争で最も過酷な戦いに挑む
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c07cc1f02ad6cfc61cae77854f5150dc4028dd3
ウクライナ国家警備隊の任務は、公式にはウクライナの指導者を守ることだ。
平時であれば首都キーウの警備や大統領の移動の護衛をすることもある。

しかし、現在のウクライナは平時ではない。2014年に
ロシア軍がウクライナの戦略的要衝であるクリミア半島を占領し、
ウクライナ東部のドンバス地方に侵攻して以来、平和ではなくなっている。
そのため、ウクライナ国家警備隊の任務は多少拡大した。

今、ウォロディミール・ゼレンスキー大統領とその家族の警護に加えて、
17世紀のウクライナ軍の英雄ボフダン・フメリニツキーにちなんだニックネームを
冠した数千人規模の精鋭旅団は、発電所などキーウにある戦略上重要な施設を警備し、前線で戦ってもいる。

前線の間違いなく最も厳しいところだ。ドンバス地方の分離主義者による
「ドネツク人民共和国」の所在地であるドネツクの約48キロ北に位置し、
戦前の人口が約7万人の町バフムート周辺の野原や森だ。

ウクライナ大統領直属の旅団は、キーウや大統領から遠く離れているかもしれない。
しかし、ロシアが最後の優秀な兵士を無駄にする中、バフムートを含めこの戦争と
ゼレンスキー大統領の将来にとって極めて重要であることを証明するかもしれない
戦闘を繰り広げ、今のところ勝っている。