ロシア軍はヘルソン左岸をドニプロ川で防衛できると思っておらず、渡河前提の陣地構築を行っているとのこと
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-november-27
ロシア軍は、将来起こりうるウクライナの反攻に備え、東ケルソン州の重要なGLOCに沿って陣地を固めている。
衛星画像を見ると、ロシア軍はドニプロ川東岸（左岸）のロシア軍とケルソン州南東部後方地域、
クリミア、ザポリジア州メリトポリ周辺東部後方地域を結ぶGLOCに沿って塹壕を掘り、
竜の歯状の対戦車防御設備を優先的に設置したことが分かる。これらの野戦要塞のほとんどは、
GLOC自体に直接設置され、主に道路自体に直交するように配置されている。
そのため、複数の GLOC と野原にまたがる凝集した防衛線の一部というよりは、精巧な道路封鎖のようなもので ある。
ロシア軍はまた、キンバーン砂嘴とケルソン州本土を隔てる幅3kmの帯状の土地と、
そのすぐ南と東の砂浜を重点的に要塞化している。