東部戦線、こう着も進撃継続 士気なお高いウクライナ軍
https://news.yahoo.co.jp/articles/94fece27bdf33061fbee122b37733cc377c338f3
【AFP=時事】ウクライナ東部では、厳寒とロシア軍との砲撃戦の中で状況はこう着している。
それでもウクライナ軍はわずかずつ進撃を続けている。戦車の射手「バイキング」さん(26)にとって、
戦い続ける動機は一つしかない。それは、友人たちを殺されたことへの復讐(ふくしゅう)だ。

「私にとって最もつらかったのは友人たちの死だ。もともと戦う意思はあったが、
怒りや敵意、憎しみのためにその気持ちは強まった」

 ロシアが2月に侵攻を開始して以来9か月に及ぶ戦闘で、ウクライナ軍は大きな犠牲を強いられた。
しかし、戦車小隊に属するバイキングさんや戦友たちは、勝利を疑っていない。

「ロシア軍を国境まで、そしてさらにその向こうまで押し戻すんだ」と、
バイキングさんは笑いながら言った。