米政権、ウクライナからクラスター弾供与の要請受ける
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e080964ef0b332575683f91e8e3be77530b76c8
米高官はこれまで、ロシアとの交渉で優位に立つのに必要な支援を可能な限り行うと表明してきた。
ただ、欧米の軍装備品は無限にあるわけではなく、弾頭の在庫が減少する中、ウクライナは米国に
倉庫でほこりをかぶっているクラスター弾を使用することも可能だとの考えを明確に伝えたという。

ウクライナはクラスター弾の供与を受けることで、2つの大きな問題に対処できる可能性がある。
米国や他国から供与された火砲やロケットシステムの弾頭を増やす必要があるほか、
火砲の数で優位に立つロシアとの差を埋める方法にもなる。

バイデン政権は在庫不足が危険な水準に差し掛かった場合、最後の手段としてクラスター弾を
供与する選択肢を排除していない。ただ、複数の情報筋によると、米連邦議会がクラスター弾の
供与に法令上の制限をかけていることが主な要因となり、今のところ本格的な検討はなされていないという。