クレムリンは、プーチンが七面鳥農場のグランドオープンのような意味のないイベントに参加することを公表することで、プーチンをロシア国民と触れ合う指導者として描くことを狙っているのだろう。ロシアの独立系ニュースメディアである『モスクワ・タイムズ』は、クレムリンが特定の国有企業のリーダーや地方知事に対して、プーチンが参加できるニュースやイベントの「ポジティブな議題」を準備するよう指示したと報じた[6]。
『モスクワ・タイムズ』は、プーチンのカレンダーにはすでに、七面鳥飼育センターのグランドオープン、国有企業の記念日、修理した高速道路の再開といった小さなイベントもあると指摘している[7]。 [7] モスクワ・タイムズ紙は、ロシア国民の社会的福利が低下する一方で戦争疲労が高まっており、プーチンが「良い知らせの前触れ」と見なされる必要があるというクレムリン当局者の発言を紹介している[8]。
こうした取り組みは、プーチンが戦時中の軍事指導者としてだけではなく、国民と密接な関係を持つ文民指導者としてロシア国民に思い出させようとするものであろう。しかし、国民が戦争や国の状況についてプーチンと有意義に関わる機会をキャンセルして、小難しいイベントを増幅することは、おそらくプーチンのイメージを有意義に改善しないし、ISWが以前評価したように、プーチンのポピュリスト的魅力を損なうかもしれない[9]。 ロシアの戦争推進ナショナリストは、最近、ロシア国防省に「迷彩自撮りロシア省」という蔑称を付けてロシアの戦争実態を無視した同様のパフォーマンス的メッセージについて批判しており、ISWは以前報告したように[10]。
@ISW

国民の生活レベルが下がる良くないニュースばっかり流れてるから、
プーチンが養七面鳥センターの開園やら、国営企業の記念日、高速道路の修理後の開通式とかに出席してる。
ただ戦況についての人々と話す意味のある会談をキャンセルして、中身のないのスカスカのイベントにいくら出席しても、プーチンのイメージは改善しないだろうと。

ちょっと北朝鮮感出てきてない?