ウクライナでの戦場での敗北は、クレムリンの真の目標が変わらないとしても、情報空間における目標を再定義することを余儀なくさせました。ロシア軍は、その目標をウクライナの政権交代の強要とウクライナ全土の非武装化からドネツク州とルハンスク州の奪取へと公的に定義しなければならなかったが、この目標はロシアがまだ達成できていないものであった。ロシアのプロパガンダ担当者は、ロシアの軍事的失敗を正当化するために、ロシアが戦っている敵について、「ウクライナのナチス」から「NATOと集団的西洋」へと彼らの誤った物語を再定義しなければならない[19] プーチンは12月に「特別軍事作戦」が長期のプロセスになることを認めなければならなかった。 20] ロシアの「エキスパート」は、ケルソン州は完全にロシア領だというロシアの有力プロパガンダのVladimir Solovyovの主張、この主張はロシア憲法で強固になっているのにもかかわらず、押し戻されている[21]......。
@ISW

ロシアは政治的思惑というよりも、能力の限界によってクレムリン行動を変化させてきた。

2月の全面的侵攻も、キエフを占領つもりだったけど、追払われて目標を諦めた。
ヘルソンも、"永遠にヘルソンにロシアあり"って宣言してたけど、追払われて諦めた。
ロシア軍は2022年に失った土地は全て軍事的成果によるもので、交渉によるものではない。
2014年にロシアはクリミアを超えて6州を占領するつもりだったが、失敗した。
それは目標が変化したからではなく、ロシア軍が止まったからだ。
またクレムリンは未だにベラルーシを参戦させることに成功していない、何千億円をルカシェンコをコントロールするために投資したにも関わらず。
モンテネグロと北マケドニアのNATO加盟を阻止することにも失敗した、なぜならロシアの試みに邪魔が入ったので。
まぁだからクレムリンもさすがに4州併合という風に目標を再設定せざるを得なかった、表向き、しかしながらクレムリンの真の目標は変わってない。

まぁだから力で屈服させる以外ないっすねって話ですよ。