>>617
ドローン、対空能力、輸送能力を増強する計画で順当だと思う。
そもそも陸自にとっても機甲戦力の絶対数より渡洋輸送能力不足の問題が深刻だ。

あえて言うならば空輸可能な砲兵戦力の増強は必要だと思う。
上層部が長距離ロケット砲(滑空弾)で補強する方針を取る様子だが、前線の駐屯部隊に自走迫撃砲も固定砲陣地もほとんどなく、離島で陸戦に入ると全体的に砲撃戦力は不足になるだろう。
最もリスク高い先島諸島の環境を考慮すると、陸戦は基本的に先大戦のように砲撃と突撃の攻防を繰り返す地獄のラグビーになるから。

ウクライナ戦争は陸戦の全体態勢を制御できる武器は「ドローンと砲兵のセット」と証明している。
機械化歩兵が前線を構築と推進し、砲兵が戦況を制御、空中観察が戦場を把握する、そしてすべてをサポートする兵站は重要であり、これは前大戦の教訓と大差ない。

台湾軍は車台の維持コストを問題と視して、高価化したM109A7の購入に躊躇している(一応旧式火砲の備蓄は多い)。自走砲増強に関してすでに19式を量産できる陸自は有利だ。
他に自走迫撃砲の開発と配備も陸自にとっては急務だと思う。