>>282-283
>しかも大抵なぜかマリアナ沖海戦の痛手とからめて機材不足や搭乗員不足が雲龍型の運用低迷の理由に挙げられるのでよくわからんのです

マリアナ沖海戦だけじゃなく、台湾沖航空戦もだよ。
むしろ機材や人員を大量喪失したうえに相手へほとんど打撃を与えられず、日本側の空母機動部隊用航空戦力が致命的な損害を受けたのは台湾沖航空戦だもの。

順番としては
空母がない
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雲龍型を量産しよう
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まだ完成しないうちから敵が攻めてきた
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空母が足りないから陸上基地から母艦航空隊を出撃させよう(ソロモン方面の戦い)
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大損害を受けたけど、敵もまだ攻めてこないから母艦航空隊を再建しよう
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マリアナ沖海戦
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大損害を受けたけど、頑張って母艦航空隊を再建しよう
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台湾沖航空戦
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大損害を受けたしまだ敵が攻めてきそうだけど、頑張って(以下略
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雲龍が作戦可能になるが、まだ母艦航空隊が無い
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フィリピンでの戦い
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再建できてないから、海上護衛隊から艦攻を借りて穴埋めして体裁を整え、機動部隊は囮で出撃させよう
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母艦も航空隊も無くなった。でも頑張って(以下略
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もう再建とか言ってる場合じゃないから、雲龍から発艦だけできればいいのでそのまま特攻させよう(神武特別攻撃隊・1944年11月)
第三艦隊(空母機動部隊)、廃止。
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敵が迫ってるし艦隊組む戦力も残ってないから、普通にフィリピンの陸上基地から出撃させた方がいいわ。
母艦航空隊の再建もやめよう。
雲龍、輸送任務に転用され潜水艦に撃沈(1944年12月)
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書類上は天城や葛城が所属していた第一航空戦隊廃止。正式に空母の運用が終わる。