現実問題としてイギリスはいつからテンペスト開発をスタートさせるか明示できなかった
それが明示できんことには戦闘機開発予算を付けることはできない

技術の研究開発費は付けられても全体の戦闘機開発事業としての予算は付かない
いつスタートするかを決めて予算が付かない限りは日本の次期戦闘機は日本単独で開発が進んでいくことになる
開発費を拠出しない限りはワークシェアなんて要求する権利もないし設計に口出すこともできない
あくまでも協力するということを約束しただけで実行できる状態じゃないから

それでも日本と組むことを選んだのは機体統一の場合はF-3採用の覚悟があるから
日本が現在の開発事業を中止しない限り新たな開発計画にはならない
F-3採用を拒めばイギリス単独で機体とエンジンを開発しないといけなくなる
イタリアがイギリスを支持しても二国で負担しなければいけなくなる
日本のエンジンを受け入れないならイギリスとイタリアでこれから開発を始めないといけない

アンチが望んでいたF-3開発が別の開発事業にすり替えられるということは実現しなかった