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英国・イタリアと次期戦闘機の共同開発決定
https://www.jwing.net/news/59732?codoc_conversion=entry

F-Xは3ヵ国によるGCAPへかたちを変えることになったが、防衛省によると従来から日本側がこだわってきた日本主導のプロジェクトであることには変わりないという。
現中期防で次期戦闘機の開発は、“国際協力を視野に入れた我が国主導の開発”となっているが、すべて実現するかたちとなった。

日本主導であるべき要素は主に3点だとし、1点目は日本側の要求性能を実現すること。これは3ヵ国の協議の中で実現できる見込みができたという。

2つ目は改修の自由だ。これは比較的重要な要素だとしている。装備品は日本の安全保障環境に応じて日本自身のタイミングで改修・能力向上を行う必要があるが、海外から装備品を調達した場合、往々にしてそれができないことがある。
日本が日本の環境に応じ、好きなタイミングで改修できる「改修の自由」を重視して協議した結果、3ヵ国で合意に至ったという。

3点目は、維持生産基盤の保有だ。装備品は無限に買えるわけではない。効率的に使用するため、稼働率を上げなくてはいけない。
それを実現するため国内に維持整備を行う基盤が必要になる。3ヵ国では来年以降、ワークシェアなどを検討していくことになるため、国内での基盤の規模などは今後決めていくことになる。

しかしこれまでの議論で、各国の中で防衛生産技術基盤を維持できる確証が得られた。そのため以上の3点から、共同開発に進められる確信を得たとし、日本主導での開発を実現できる自信があるとした。


次期戦闘機の国際共同開発への参画について
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2022/aeroengine_space_defense/1198116_3479.html
>IHIは,これまでの戦闘機用エンジンをはじめとした様々な航空エンジンのライセンス国産とその後方支援,そして一連の防衛省向けジェットエンジンの開発を担当してきました。
>さらに,XF9-1(*)をはじめとした防衛省との契約や自社研究により将来の戦闘機に搭載されることを想定したエンジンの技術開発を進めています。IHIは,こうした取り組みを通じて戦闘機用エンジンの開発を可能とする生産・技術基盤の確立を図ってきました。
>このたび,次期戦闘機開発事業が,国際共同開発により進められることが決定しました。本事業への参画にあたり,これまでの経験や技術開発事業の成果に基づき,政府および関連企業とより緊密に連携しながら,航空機産業先進国たるイギリスおよびイタリアとの協業の中で主導的な役割を果たしていきます。