戦前のエネルギー政策で1938年に茨城1号という無水アルコール製造用のさつまいもが開発された
無肥料農法で一般的なサツマイモの収穫量の3倍が収穫出来る優れもの
1943年に国策でガソリンの水増し用に茨城1号が全国で増産されるようになり
戦争後期には食糧不足から配給や一般販売されるようになった

食べて害にはならないが食用じゃないので尋常じゃないレベル不味かった
不味さは文字にできないが不味さを示す逸話がある
何でも食えればいい食糧難の時代ですらどう調理しても不味い茨城1号はトラウマになる程で
戦後しばらくは品種に○○号とついていると茨城1号を思い出すので売れなかった