ドイツにかつて、サロン・キティという高級娼館があったが、大戦中、実質的な経営者は、親衛隊保安部(SD)だった
客として訪れる政財界の大物から、情報を収集するためである
その為、ベッドルームには盗聴器が仕掛けられ、娼婦たちは、容姿だけでなく、外国語や政治・経済の話題にも詳しい者が集められた

キティで接待を受けた高官の一人に、武装親衛隊のゼップ・ディートリヒ上級大将がいる
彼は、娼婦たちのアルバムを見ると、在籍していた全員(約20人)を指名し、彼女たち全員と徹夜で(中略)し、肝心の情報は一切喋らず、
SDの担当者を唖然とさせたという