第1次世界大戦の頃の船には実用品として多くの船乗り猫がいた
欧州には推計10万匹以上の船乗り猫がいたとされ動物愛護の概念など庶民には無縁の時代
船乗り猫はかなり雑に扱われ餌など与えられず痩せこけた猫が多かった

欧州の港湾は世界中から人員や物資を積んだ船が空前の規模で集結し経験のない事態で運用も設備も追いつかない
渋滞する船は港の沖合いで船を並べロープで固縛し安定させて順番を待っていた

待遇の悪い船の猫たちはどうやって知るのか飯をくれる船員のいる船に集まったそうだ