【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 30.12.2022
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1608770086671896578
エフゲニー・ニキフォロフ中将が、在ウクライナ・ロシア軍西部軍集団(WGF)の
司令官を引き継いでいくことになる模様だ。 ニキフォロフが就任すれば、
この侵略が始まって以降、WGFは少なくとも4人目の司令官を迎えることになるだろう。
また、ニキフォロフはセルゲイ・クゾフレフ大将の後任となる。
なお、クゾフレフが任命されたのは、たった3カ月前のことだった。

侵略初期の数週間、ニキフォロフはロシア軍東部軍集団(EGF)の参謀長であり、
EGFと空挺軍がチョルノービリ経由でキーウ北西から同市に進撃するという、
ひどい失敗に終わった企図の立案に深く関わっていたと思われる。

WGFは現在、ロシア軍戦線の右翼、つまりルハンシク州のクレミンナ周辺と
スヴァトヴェ周辺の地域を保持する任を負っているのにほぼ間違いない。
両軍ともにこの地域において攻勢を試みている可能性がみられるなか、
ニキフォロフはこの戦闘において作戦上重要な役割を引き受けることになる。
ロシア軍高官が次々と交代することは、ロシア国防省の今後の戦争遂行を
めぐる内部分裂を反映しているのだろう。
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