米航空宇宙局(NASA)は、「Hubble」(ハッブル)宇宙望遠鏡の地球周回高度を高めて延命するため、
技術的アイデアを募る「情報提供要請(Request for Information:RFI)」を2022年12月22日に開始した。
提案は、2023年1月24日まで受け付ける。
Hubble宇宙望遠鏡は、1990年4月に打ち上げられて以来、宇宙飛行士による修理が繰り返されつつ
30年以上にわたって天体観測に活用されてきた。現在の軌道高度は335マイル(約540km)ほどで、
空気抵抗により徐々に低下中。このままだと、大気圏に再突入して破棄されてしまう。


2000年ぐらいにUARSという地球環境衛星が寿命になった時に
アメリカ地球物理学会が呼び掛けてシャトルで回収して軌道修正用の燃料補給などの整備や
故障した機器の交換をしてシャトルで再び元の軌道に戻そうとしてたけどダメだった。
ハッブルぐらいなら、可能だったかもしれないがシャトルが無いものなぁ