でもお前、9回も失敗してたじゃん。

>どの語り、どの物語であっても、
>この、主人公の玄奘三蔵。
>聖人・聖僧であるがゆえに、妖怪たちに食べられそうになるわけですが、
>実は、三蔵法師。
>前世で9回も、沙悟浄に食べられているのです。
>「沙悟浄の首に掛けている9個の髑髏は、すべて三蔵法師の前世の髑髏である」
>との記載が、呉承恩の再録作にあるそうで。
>すなわち、三蔵は、下界に転生させられてから、九回も流沙河で立ち往生したあげく、
>沙悟浄に取って喰われていた、ということになります。
>「三蔵法師は、前世で2度、取経の旅に失敗したが、ようやく3度目で81つの難をくぐり抜ける事に成功した」ということでしたから、
>そのうち二回は、お経をもらいに天竺を目指して旅をしていたと、いうことになります…
>ちなみに、三蔵が聖人・聖僧と言われる所以は…
>この、十回生まれ変わる間、
>一度も精を漏らしたことがない、と、いうことからだそうで…