人間は本能に逆らえないのよ_

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人はなぜ「おいしい」と感じるのか。現時点では、私は少なくとも五つの要因があると思っています。
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四つ目は、「薬理学的なおいしさ」とでも言いましょうか。世の中には、無茶苦茶おいしいものが3つあります。
それが「油」と「砂糖」と「だし」。「病みつきになる」つまり「中毒になる」ものは、全てこの3つからできています。
例えば、砂糖と油が一緒になるとケーキ。油とだしが一緒になるとラーメン。
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「砂糖と油とだし」は、糖と脂肪とたんぱく質。つまり動物が生命維持に最も必要とするものをおいしいと感じ、
それに執着しているということなんです。
最初にマウスを使って油に対する反応を見る実験をしました。その結果、マウスが油を食べると、モルヒネの
快感と全く同じ反応をすることが発見されたんです。食べ物のおいしさの快感には、βエンドルフィンや
ドーパミンという脳内物質が関わっているとされていますが、油を食べるとこれらが放出されます。つまり「味覚」で
感じているのではなく「脳の快感」がそれを「おいしい」と感じさせていたんです。これはドラッグと同じメカニズム
なんですね。このメカニズムはだしや砂糖でも同じです。