露、参謀総長を総司令官に任命
https://www.sankei.com/article/20230112-RDR5KHFY7JJTXNPNE6KWM67ZSY/

ロシアのショイグ国防相は11日、ウクライナでの軍事作戦の総司令官に
ゲラシモフ参謀総長を任命した。露国防省が発表した。

これまで総司令官を務めてきたスロビキン氏は副司令官に降格された。
プーチン露政権は、制服組トップを現場責任者とする異例の人事で将兵の士気を高めるとともに、
軍事作戦の成果の乏しさへの国民の不満がプーチン大統領やショイグ氏らに向かう事態を
避ける思惑だとみられる。

今回の人事の理由について露国防省は、軍事作戦で解決すべき課題が増えており、
陸海空軍の連携の緊密化と指揮の効率化が必要になったためだと説明した。