欧州各国の専門家による分析ネットワーク「CIVITTA」の4月11日付推計によると
2月24日のウクライナ侵略開始後45日間で、ロシアの軍事上の損失は278億ドルに上りました。
内訳は航空機約97億ドル
ミサイルなど火器が約44億ドル
戦車・軍用車両が約35億ドル
人的損失が約101億ドルです
1日当たりでは6.1億ドル
ひと月当たりで185億ドルとなります。

3ヶ月間この調子だと、軍事損累積は554億ドルとなり、昨年1年間の国防支出を軽く突破してしまいます。
ウクライナ侵略コストは虎の子のエネルギー収入を食いつぶして余りあるのです。

戦争遂行能力は財政面で、限界点に差しかかっていると言えます。