なぜプーチンの精鋭部隊「第200旅団」は壊走したのか…「ロシア最高の部隊」のお粗末すぎる実態
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第200独立機動ライフル旅団は、ロシア陸軍屈指の精鋭部隊のひとつだ。少なくとも昨年2月にウクライナ侵攻に投入されるまでは、そうであった。

そこに精鋭部隊の見る影もない。指揮官は負傷し記憶喪失に見舞われ、所属兵は「部隊は崩壊状態」だと叫ぶ。

侵攻前には1400人から1600人が所属していた旅団のうち、2カ月足らずで3分の1ほどが死亡したと報じている。

かつて「ロシアで最も傑出した部隊のひとつ」とさえ言われた旅団は計500人以上の兵を失い、「よろめきながらロシア国境へ戻ってきた」という。