>>12
事前に「正しい」を正確に判別できる人間など存在しないし、居たとしても「正しいを判別できる人間をどうやって判別するんだ」って話だよな
正しさを担保する方法などどこにもない訳で「少数でもタダシイ意見」と言う時点で「正しい人間」と言う言わば超人の存在を仮定している。
「神の言葉を聞いた人」による神権政治とか、「神に選ばれた王」による絶対君主政治、「絶対に正しい指導者同志」による共産主義と何が違うのやら

結局、全ての人間は等しく有象無象なので一番賛成者が多かった意見を「正しい」と仮定して実行
実行段階では過程ごとにチェックを入れておかしかったら方針変更を発議するってやるしかないし、それこそが民主主義

事前に何が正しいかが分かっていて、それが周知されているなら会議や議決なんてのは必要ない訳で
民主主義は何が正しいか分からない中で、何をするかを決定する手続き手法であって決議の正しさを担保するシステムでは無いですからね。
「正しいは事前に分からない」って言う諦めこそが民主主義を成立させるための絶対条件。