もちろん1944以降の、アメリカ海軍の圧倒的な新造艦の数はアメリカ側の大きな利点ですが、一方で日本側も日本本土に近づき、陸上から支援する航空機の数を合わせると、必ずしも規模で劣勢とは言えない。

WW2の太平洋での大きな教訓は、1944以降のあまりに複雑な統合作戦では、日米両軍とも規模や作戦海域が広大すぎて、錯誤の連続で、なかなか「数」をいかせななかった。
(それでも、アメリカ側がやや効率で勝った。)

それで、戦後のアメリカは、イージスシステムやリンク16、ネットワークセントリックウォーフェア等C4ISRに関する技術とこれに基づく運用を徹底的に磨いてきた。