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【続き】
内田唯さんは「いつもよりこっちの方が好き。うちの味に近い」、長田隼さんは
「いつもより薄いと思ったけど、ちょうどいい」、田辺伸樹さんも
「薄いのは分かったけどいつもと同じようにおいしかった」、
舛迫隼さんは「家で唐揚げを食べるとき『塩をかけ過ぎないように』と言われている。
きょうの天ぷらの味は深みがあった」とみんな満足そうだった。
今月登場する予定の減塩メニューは、
さばのしょうが煮▽根菜カレーライス▽ひじきの煮物▽高野豆腐の煮物。
2月以降も続けていく。減塩調理の工夫は、だしを使う
▽香味野菜で香りを追加する▽炒めて香ばしさを出す――など。
市教委保健給食室の杉村知佐子さんは「減塩メニューを
増やしていきながら子どもたちにも減塩の味に慣れてもらいたい」と話す。
国循社会実装推進室の竹本小百合さんは「子どものときの食事が、
その人の味覚を形成するので、薄味に慣れることが将来の健康につながる。
給食に減塩メニューが取り入れられることで
保護者の意識も深まるだろう」と期待している。【三角真理】