カナダでは新禁酒法でも作り気なんだろうか?

ビール週1~2杯まで? カナダの新指針が波紋―「少量でも健康に害」
2023年01月28日13時29分
ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2023012800171
 【ニューヨーク時事】
「少しの酒は体に良い」。この説を真っ向から否定する新たなガイドライン(指針)が
カナダで発表され、波紋を呼んでいる。「少量であってもアルコールは健康を害する」と
警告し、飲酒の機会が避けられない場合でも、
ビールやワインなど週1~2杯程度に抑えるよう訴えている。
◇リスク4分類
カナダ薬物使用・依存症センター(CCSA)は今月、
アルコール摂取に関する指針を12年ぶりに改定した。
近年の研究で「年齢、性別、民族、アルコール耐性、生活習慣に関係なく、
飲酒は全ての人にダメージを与える」と分かったためといい、
「もし飲酒するなら、量を減らすのが好ましい」と呼び掛けた。
新指針では、飲酒によるリスクを、1週間当たりの消費量別に
▽0杯▽1~2杯▽3~6杯▽7杯以上の4段階に分類。
0杯は「リスクなし」で、妊娠中では「唯一の安全な選択肢」だという。
1~2杯は「低リスク」で、「アルコールの影響を避けられそうだ」と指摘。
「中リスク」の3~6杯は乳がんや結腸がんなどを発症する危険性が高まるという。
7杯以上は「高リスク」で、心疾患や脳卒中の恐れが
1杯多く飲むごとに高まると警鐘を鳴らしている。
CCSAは1杯を、ビール(アルコール度数5%)で341ミリリットル、
ワイン(同12%)で142ミリリットル、蒸留酒(同40%)で43ミリリットルと定義。
カナダ保健省に対し、販売される酒の容器に何杯分のアルコールが入っているかを
明示する規制を導入するよう勧告した。
【つづく】