みんなお疲れ、どうも付き合ってくれてありがとな

>>319
そうとも「解釈」はできるけど
それはこの学者の見解であってここの部分を読んでほしい

> 実際にベイカーがそのように発言した史料は残っており閲覧可能ですが、その後モスクワからワシントンに戻ってブッシュ大統領に報告をした際に、ブッシュ大統領はそのようなベイカーの提案は到底アメリカ政府として認められないということで、却下します。ですのでこれは米国の約束ではない。
サロッティ教授はここで、ゴルバチョフは交渉に精通して、もしもそれがアメリカ政府の提案であり、ソ連の利益になるとすれば、必ず署名をした文書に残すはずであって、実際にはそのようなベイカーの提案があくまでも米国政府の正式な提示ではなかったので、文章化もなかった、と述べています。
ここでサロッティ教授は、「約束」とは定義によるが、通常は外交では「約束」といった場合には、文書化して署名が必要であり、そのことはゴルバチョフも理解していたはずなので、その点では「約束」があったとは両者とも認識していない、と言及。なので、「約束は、なかった」ということに。