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ロシア肝いりの国産車ブランド いきなり「失速」 月販わずか29台 (朝日 2/18)

昨年11月に生産開始したロシアの国産自動車ブランド「モスクビッチ」の今年1月の販売台数が29台だったと、ロシアメディアが伝えている。
モスクビッチは、ロシアのウクライナ侵攻後に撤退したルノーのモスクワ工場を引き継いだブランドだ。

ロシアは欧米の制裁や外国企業の撤退といった「逆風」が吹く中、「国産車」生産に力を入れるが、この産業に必ずしも追い風は吹いていないようだ。

モスクビッチはロシア語で「モスクワっ子」の意味で、ソ連時代の自動車ブランドの復活となる。

車種は、中国の安徽江淮汽車集団(JAC)の車をベースにしたSUV(スポーツ用多目的車)「モスクビッチ3」。
今年は電気自動車(EV)1万台を含めて5万台以上を生産するとしている。

生産開始時には、マントゥロフ副首相やソビャニン・モスクワ市長も工場を訪れ、期待の大きさをうかがわせた。
モスクワで昨年12月末に販売を開始し、全国に拡大していく計画だ。
ただ、ロシアメディアによると、昨年12月の販売台数はEV2台を含む6台で、1月までの販売は計35台にとどまった。

価格はガソリン車で197万ルーブル(約350万円)、EVで350万ルーブル(約630万円)となっており、「国産車としては高すぎる」といった声が出ていた。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/23f0b466c627a053048d7fff462b1caaa0e02da4

ウクライナ戦争に伴う西側合弁企業の総撤退とサプライチェーンの崩壊により大打撃を受けたロシア自動車産業ですが、中国の支援の下新たに立ち上げた
プーチン政権肝いりの国産車ブランドは初手から散々な売り上げに・・

それゃ「安かろう悪かろう」なら手を足す貧乏人はいても、「高かろう悪かろう」ではいかな愛国的ロシア人でも自腹切って買わない罠。

だもんで、ロシアでは日本製だけでなく韓国製の中古車が引っ張りだこだそうで。