理化学研究所は、はじめての国産の量子コンピューターを3月27日に稼働させる予定であることが、テレビ東京の取材でわかりました。量子コンピューターは、従来のコンピューターの計算能力を遥かに凌ぐ次世代の計算機です。AIやバイオなどの開発に必要な複雑で膨大な計算を瞬時に解く事ができるとされ、アメリカのIBMやグーグルなどが開発を進めています。理化学研究所が開発した国産の量子コンピューターは、電気抵抗をなくした超伝導と呼ばれる回路で計算する方式で、さまざまな企業などの技術革新のために利用されることを想定しています。3月27日に埼玉県和光市にある拠点で稼働を開始します。