中国ブランド小型EV 福島で生産へ 
月額9800円「大熊Car」とは? 「日本生産」のねらい、孫社長に訊く
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日本では1920年代からGMやフォードなど海外ブランドのクルマがKD(=ノックダウン)生産されており、
1950年代にはヒルマン・ミンクス(いすゞ)やルノー・4CV(日野)など数々の名車が日本で生産されていた。

しかし、国内自動車産業の急激な進化と発展によって海外 ブランド車を日本で生産するケースは徐々に姿を消し、
1984年から1990年まで日産自動車座間工場にてライセンス生産されていた日産サンタナ(フォルクスワーゲン・サンタナ)が最後となった。


そして、このたび日産サンタナ以来、30数年ぶりに海外ブランド車が日本国内で生産されることが明らかになった。
その名も「大熊Car」。

アパテックモーターズ(本社 東京都品川区/代表取締役 孫峰)が日本で販売を予定している2車種(五菱Air ev/宝駿 KiWi)とともに、
3月12日福島県大熊町で開催された「おおくま学園祭」にて初めてお披露目された。

テストコースを含めた工場用地も大熊町内に申請済みで、大熊町在住者を中心に雇用し組み立てがおこなわれるという。
なお、工場が稼働するまでは中国から輸入した車両を大熊Car仕様に仕立てて販売するかたちになる。



大熊Carの商用車バージョンはAZ-COMネット(中小のトラック運送事業者を中心とする会員制のネットワーク)でもすでに予約が開始されており、
1か月9800円という安価なリース料も話題を集め3月上旬から1週間で約500台を受注している。