韓国のGDPが「20年で約4倍」になったワケを探ると見えてくる!
日本経済停滞の理由と復活のカギ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7f525fcdd234af1d8ab25443171ad2d1a013152

韓国は、この20年ほどで一人当たりGDPがおよそ4倍になっています。
2000年と2020年を比べると、3.85倍に成長。
その間、日本はわずか3%しか成長していません。


◆韓国の政策
韓国政府はもともと輸出に依存する割合が高かったことから、
韓国は技術革新を進めることを選びます。
2000年ごろには日本の半分ほどしかなかった輸出額は2008年ごろに日本とほぼ同じにまで拡大、
同時に貿易黒字も増大、これがGDPの成長に大きく寄与したと考えられます。

韓国が飛躍的に経済成長を遂げる一方で、日本は停滞が続いています。
我々は韓国からなにを学べるでしょうか。
技術革新のあり方という視点で、考えてみたいと思います。


日本が学ぶべき韓国経済発展

日本メーカーの目指す品質が高過ぎることが日本の課題ではないかと思います。
日本のメーカーが作る製品が高品質であることは疑いようのない事実で、それは非常に大きな付加価値であると言えます。
一方で、高い品質を目指し過ぎると、開発期間が長くなってしまったり、製造コストが高止まりしてしまうという弱点にも繋がってしまいます。

韓国や中国のメーカーは開発スピードを優先して、どんどん新しい技術を投入し、現金化するというサイクルを確立しています。
まだ未熟な段階の製品でも市場に投入し、次の製品を作るための研究開発費を調達する。
これを繰り返すことが高品質で低価格な製品をつくることに繋がります。

韓国のようなアジャイル(素早い)開発でサイクルを回し、
開発・回収・投資・開発などを短期的に行うことが、結果、長期的な成長に繋がるのではと思っています。