日本語の故郷、中国東北部 農耕伴い、3000年前に九州到達 国際研究チーム発表
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日本語の元となる言語を最初に話したのは、
約9000年前に中国東北地方の西遼河(せいりょうが)流域に住んでいたキビ・アワ栽培の農耕民だったと、
ドイツなどの国際研究チームが発表した。
10日(日本時間11日)の英科学誌ネイチャーに掲載された。

日本語(琉球語を含む)、韓国語、モンゴル語、ツングース語、トルコ語など
ユーラシア大陸に広範に広がるトランスユーラシア語の起源と拡散はアジア先史学で大きな論争になっている。

今回の発表は、その起源を解明するとともに、
この言語の拡散を農耕が担っていたとする画期的新説として注目される。

https://mainichi.jp/articles/20211122/dde/007/030/026000c