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岸田は訪問先のゼレンスキーに何を渡したのか?
平野高志
23.03.2023 10:45
ウクライナへのメッセージは非常に明確です
日本の首相がキエフを訪問した後、日本のジャーナリストは岸田文雄がゼレンスキー大統領との会談で何を贈ったかに興味を抱いた。
産経新聞が調べたところ、岸田氏の贈り物は「シャモジ・オブ・パフォーマンス」であった。
しゃもじとは、炊飯器からお茶碗に炊き上がったご飯を移すための日本の台所道具(歴史的には木製のもの)である。必勝しゃもじ」は、岸田さんの故郷である広島で人気のお土産で、「必ず勝つ」と揮毫されている。
日清戦争(1894-1895)、日露戦争(1904-1905)では、日本軍がお守りとして「必勝しゃもじ」を着用し、必勝を祈願した。
特に選挙の際には、岸田が大きな「勝利のシャモジ」を持って事務所で撮影されることが多いのは、日本人にはよく知られた話である。そして今回、岸田はゼレンスキーへのサイン入りの象徴的な贈り物を選んだ。つまり、ウクライナに対する彼のメッセージは非常に明確なのである。
岸田文雄(筆者:高安祥子/ブルームバーグ)
日本では、「ご飯を取る」(「めし(o)とる」)という動詞が、「敵を拘束する」、つまり「敵を倒す」という意味の別の動詞と同音であることから、しゃもじは勝利のシンボルとなっています。