大東亜戦争時の旧日本軍の上層部の人間に若い頃日露戦争に従軍した人多くね!? 例えば海軍においては、連合艦隊司令長官の山本五十六は日本海海戦で巡洋艦日進に士官候補生として搭乗して従軍している。軍令部総長の永野修身は旅順の戦いで海軍重砲隊を率いて活躍し、その後日本海海戦においては戦隊の副官として従軍している。終戦時の首相の鈴木貫太郎は日本海海戦において水雷戦隊長として活躍している。陸軍においては、最後の参謀総長である梅津美治郎は第三軍の一員として旅順攻略戦や奉天会戦に従軍している。最後の陸軍元帥で大陸打通作戦を指揮した畑俊六も日露戦争の陸戦に従軍し負傷している。日中戦争における上海攻略戦や南京攻略戦を指揮した松井石根は遼陽会戦において負傷している。彼等は心のどこかで日露戦争の成功体験を引き摺り、どこかで戦争指導を間違えてしまったと思えてならねー。