堀元美技師の「駆逐艦、技術的回顧」というほんでは
友鶴事件、第四艦隊事件の後に燃料消費時の重心上昇の対策として
従来の重油タンクの中に仕切りを設置して重油消費に応じて
海水を補填して重油層の下層に海水が接する形で
徐々に海水層が上に上がる仕様になっている
重油タンクの最上部から採取した重油をさらに油水分離器を通して缶に供給していた
と図面とともに説明している