>>361
実弾演習はドンドンどころか年に数発撃つかと言う貴重な機会だったので、難しい3万m以上で射撃訓練をやってれば実戦で通常の戦闘距離なら間違いなく当てれるだろうと言う趣旨だった
「そしたらスラバヤでもアッツでも演習と同じ3万mで撃ち始めちゃって、砲術の連中の勉強不足だ 当たる訳がないじゃ無いか」と黛大佐
砲術学校で黛の部下をやって三次ソロモンで砲術参謀として比叡の砲戦を指揮した千早中佐が答えて
「そんな話は初めて聞いた 何処で教えていたんですか?」
黛「砲戦教範をよく読めば理解できる筈だ 勉強不足だよ」
千早「貴方はその話を艦隊の関係者に周知したんですか?」
黛「それは俺は知らんよ」
千早「どうして教えなかったんですか」
黛「卑しくも砲術士官なら自分で調べるべきだ いや砲術学校も俺も教え方が悪かったな」
なるほどそれで砲戦距離について言ってる事が人によって違うのかと納得した